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>近代新聞テキスト化事業とは
K.有償検索サイトが有って、お金を支払わないと検索ができない仕組みになっていますが、どうしてなのですか? 誰でも何処でもという趣旨と食い違いませんか?そもそも、全体の2%しかまだ出来上がっていないデータベースの利用にお金を取るというのはおかしいのではないですか?
前述H.でお話ししたように、本事業は様々な方たちの無償の奉仕(ボランティア)に支えられています。「有償検索会員」などと言うと、朝日新聞や読売新聞などの一般紙の(商売としての)膨大なデータ量を誇る有償記事検索サイトを連想してしまわれると思いますので、「ちょっと違うんじゃないの」と考えられるのは無理からぬことです。 私どもでは、この
「有償検索サイト」
に参加する「有償検索会員」は、入力ボランティアと同様の、一種のボランティアであると考えています。 実は、入力ボランティアの方たちは、
有償検索サイト
を無償で使用する権利を持っています。 入力としてボランティア参加することは出来ないけれど、この事業の趣旨には大いに賛同するという方、あるいは団体に対して、ボランティア入力の実作業負担の代わりに、会費として金銭面で事業を支援していただくというのが、ここでいう有償会員の意味なのです。 作業に参加か、金銭支援かを問わず、私どもでは両者をこの事業に賛同するボランティアであると位置づけているのです。 前述J.で、事業費をどのように工面しようとしているかをお話ししましたが、現実には理想的には進まず、それなりのお金をNPO財政から支出せざるを得ない状態が続いています。 その中で、この事業を有償会員からの金銭面での支援は、本事業の遂行のための重要な収入になるのです。 ただし「誰でも」検索のメリットを享受することができるようにという私どもの理念から言って、高い会費を設定する事はできません。 個人の会員に関しては、仮に小中学生であっても支払いが可能な金額で設定しています。 また市町村単位で会員になれば、その地域の全小中高等学校、図書館で自由に検索が楽しめる事としています。有償会員の会費は下に示します。 私どもでは、「お金を払って記事検索をする」のではなく、「会費として事業を支援し、日々少しづつ増えている記事の検索も楽しもう」と考えられる方に有償会員になっていただきたいと思います。
■個人
3600円/年(300円/月)
■市町村
人口 5万人以下
48000円/年( 4000円/月)
10万人以下
72000円/年( 5000円/月)
10万人以上
120000円/年(10000円/月)
*市町村単位で会員となった場合、図書館、市町村立学校、公民館等で自由にWEB検索が可能となります。
■個別図書館
24000円/年(市町村単位で利用料が払われる場合は不要)
■個別小中高校
12000円/年(市町村単位で利用料が払われる場合は不要)
■大学
36000円/年
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